与那国島の旗頭

与那国島の芸能
与那国島、ならびに各集落を象徴する旗頭には様々な意味がある。原旗・山旗・祝旗の三種類の旗があるがそれぞれ、勝負事(スブグトゥ)、祝い事、祭事などによってその時々に適した旗が掲げられる。
原旗は木で薙刀型に作られたもので、各集落ごとに形は様々である。豊年祭や各種祭事の棒踊りの際などに用いられ、与那国の民俗芸能を象徴するものと言える。
祝旗は動物や物の形をまねて作られており太鼓旗、ハッキ(八封)旗、ディン(銭)旗、クゥユ(月)旗などがあり、祝い事や祭事などで使われる。

 各集落の旗頭

祝旗 実に様々な形をしている旗頭はその華やかさから、集落のシンボルマークとも言えるものである。
島に住む人は、自分の集落に誇りを持ち、間違いなくその象徴を誇りに思う。
それぞれの集落に生まれ育ちその文化を継承していく中で、勝負事(スブグトゥ)が盛んに行われ、どの集落も負けじと切磋琢磨しながら腕を磨いてきたのもここにいると納得がいく。
与那国島の民俗芸能の発展の道筋をそこに見て取ることができるだろう。

嶋仲自治公民館 西自治公民館 東自治公民館

 
久部良自治公民館 比川自治公民館  

旗字

嶋仲自治公民館 沛然下雨 嶋仲
西公自治民館 吉兆 豊穣
東自治公民館 東作 平秩
比川自治公民館 温故知新  
久部良自治公民館 大漁 雄飛